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文化財・寺宝・書

黄檗山の建造物は中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置です。正面 一間を吹放しとした主要伽藍を中心軸上に置き、同じ大きさの諸堂が左右対照に配されています。このように創建当初の姿そのままを今日に伝える寺院は、日本では他に例が無く、代表的禅宗伽藍建築群として、主要建物23棟、回廊、額、聯などが国の重要文化財に指定されています。



「黄檗晋照國師隠元和尚傅」 元禄15年(1702)刊


美術においては、絵画、彫刻、書、篆刻、工芸等があげられますが、書は黄檗流の書風として知られ、篆刻は日本の「篆刻の開祖」ともいわれる独立(どくりゅう)や心越が中国の印譜や篆刻の材料と技術を伝え、その後日本でも印譜が作られるようになるなど、我が国の近世文化発展に大きな役割を果 たしました。また重要文化財として「明朝体」の源流となる黄檗 鉄眼版一切経版木、書画類などがあげられます。