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七福神 (パピノ「日本歴史・ 地理辞典」所載) |
京都が発祥の地とされる七福神は、古来より民衆の間で篤く信仰されています。神仏の数が七つに決められたのは諸説ありますが、竹林の七賢に倣ったとも、仁王般 若経「七難即滅、七福即生」の出典によるものともいわれています。この七福神をそれぞれお祀りしている七つの神社仏閣を参拝することを「七福神巡り」といい、発祥の地京都では「都七福神」と呼ばれ、室町時代から人々に親しまれてきました。七福神巡りは現在では日本全国で70ヶ所以上あるといわれています。本山天王殿にお祀りしてある布袋尊は都七福神のひとつとして多くの巡拝者が本山を訪れています。布袋尊は中国の後梁時代(907-923)に実在した禅僧、契此(かいし)とされ、いつも布の大袋に日常の生活の道具を入れて背負っていたので布袋と呼ばれました。布袋は弥勒菩薩の化身として中国では信仰され、本山でも弥勒仏としてお祀りされています。ちなみに都七福神のあとの六神は、恵比寿(ゑびす神社)、大黒天(妙円寺)、昆沙門天(東寺)、弁財天(六波羅密寺)、福禄寿(赤山禅院)、寿老人(革堂行願寺)です。
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